―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月6日から7日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 岡野バ <6492>
23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常損益は8800万円の赤字(前年同期は3500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.3 和田興産 <8931>
23年2月期の経常利益(非連結)は前の期比14.1%増の36億円に伸びたが、24年2月期は前期比22.4%減の28億円に減る見通しとなった。
▲No.4 メディア工房 <3815>
23年8月期第2四半期累計(22年9月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比77.9%減の2500万円に大きく落ち込み、通期計画の1億4000万円に対する進捗率は17.9%にとどまり、5年平均の42.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7427> エコーTD 東S -8.28 4/ 7 本決算 6.35
<6492> 岡野バ 東S -5.44 4/ 7 1Q 赤拡
<8931> 和田興産 東S -3.80 4/ 7 本決算 -22.37
<3815> メディア工房 東G -2.86 4/ 7 上期 -77.88
<9414> BS11 東S -1.32 4/ 7 上期 -17.73
<3063> Jグループ 東G -0.66 4/ 7 本決算 黒転
<3396> フェリシモ 東S -0.60 4/ 7 本決算 -54.89
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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