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※2023年4月5日13時に執筆
皆様、おはこんばんちわ。明けてもなお霞んでいるような春相場…あまりにも手が出しにくい頃合いならば新たな春を見つけにタイにでも再び飛んでやろうか…なんて、物思いにふけるさなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや13回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<米金融不安が後退してリスクオンかと思いきや…>
3月28日開かれた上院銀行委員会の公聴会にて、米財務省のネリー・リャン国内金融担当次官は、米SVB破綻から一気に広がった金融不安に対し、銀行・金融システム全体の動向迅速且つ適切な対策を講じただけでなく、今後も強力な対策を講じ続ける姿勢を強く打ち出す事を述べ、一連の金融不安は大幅に後退しました。
そして相場はまさにリスクオン…と思いきや、本日4月5日は前日に発表された米雇用統計に関する経済統計が市場コンセンサスを下回ったとして景気後退懸念から400円を超える下落率を示しています。日経平均株価はボックス相場継続…「行ったり来たりすれ違い(byあみん)」、「後ろから前からどうぞ(by畑中葉子)」という状態が続いてますね。ん~、投資家としては萎えます、ほんとに。新日の中邑真輔選手ではないですが「いい加減、滾る(たぎる)相場を俺にくれ」と思う男性投資家も多いのではないでしょうか。
<ただし、個別株物色は継続中…注目株は?>
つい先週までChatGPT、AI関連などのテーマ株への物色が続いていましたが、今週はそういった銘柄が鳴りを潜めて調整しているようには見えますね。これまで当コラムでご紹介してきた期待値の高い銘柄は割としっかりしたチャート推移をしているものが多かったので、いい押し目が狙えるかなーと、なるべくメンタルが「萎ぇ」にならないように、個人的には狙いを定めています。それ以外にも水素関連やパワー半導体関連、そしてIPOなどへの物色意欲は高そうなので、この相場でも強い動きをする個別株・テーマ株にスポットを当てていきいたいと思います。
例えば水素関連であれば4月4日に政府が次世代の脱炭素燃料として水素の導入目標を公表した事によって産業用・家庭用ガス商社である岩谷産業<8088>や、電力鉄塔などを手掛ける那須電機鉄工<5922>などが物色されていましたね。水素ステーション用ステンレス鋼を手掛けるUEX<9888>も低PBRで思惑はありますが、調整一巡後の反発に期待したいです。
直近IPOからは、ハイエンド領域における人材紹介やスキルシェアの複合サービスを展開しているアクシスコンサルティング<9344>が地合い悪化の中でも人気化しています。さらに言えば企業向けマーケティング支援やクリエイター向けの収益化支援事業を手掛けるAnyMind Group<5027>も、スパークス・グループ<8739>傘下の投資運用会社の大量保有が出た事も相まって思惑買いが入ってきているようです。時代のニーズを掴むテーマを持つIPOへの物色意欲が高まっていくと、値幅狙いの短期資金も増えて面白い展開になるのではと期待します。
同様に時流を掴む個別株は、総じて業績期待も高いものが多そうです。マーケティングやARコンテンツ制作に注力するスターティアHD<3393>や、企業コンサル事業やDX化支援などを手掛けるギックス<9219>は引き続き人気です。AIやChatGPT関連、さらにスマートシティ構想でも思惑のあるヘッドウォータース<4011>も、セキュア<4264>やBエンジニア<7352>との協業などの材料発表もあってか、期待が高まってきている事がわかります。
最後に半導体や各種ITデバイスの外観検査装置を手掛けるインスペック<6656>をご紹介します。今週、高性能フラットベッド型検査装置及びロールtoロール型検査装置の大型受注を獲得したと発表した事で、S高になっていましたね。車載フレキシブル基板向けでも、同技術が注目されている事もあり、ここからどう動いていくか注目してみたいと思っています。
今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として注目銘柄をピックアップして、毎月その値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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