成長戦略として次の3つを掲げる。(1)「コーポレートブランディング支援の企業」という地位を確立、(2)大手企業に集中、(3)アライアンス強化。
(1)「コーポレートブランディング支援の企業」という地位を確立
戦略策定から企画・制作、理念や強みの社内外浸透、課題解決という一気通貫の循環サービスを提供することが同社の強み。これにより顧客企業は一気通貫で支援を、効率的・効果的なブランディングが実現できる。
(2)大手企業に集中
大手企業約800社を主要なターゲットにしている。顧客企業との取引関係性レベルを数値化(同社認識に基づく)し、関係累積値が高い先へのマーケティング資源投入を行っている。また、クロスセル・アップセルの強化による顧客企業1社当たりの取引額の増大を図っている。
(3)アライアンス強化
顧客企業のブランディングにおける課題導出から戦略策定プロセスにおいてコンサルテーションからクリエイティブ制作、ソリューション(課題解決等)までの一気通貫したサービスを保有する同社と、社外のフリーランス等との強力なパートナーシップを展開している。
24年9月期業績については、売上高は前期に大型特殊案件があったことから前期比5.0%減の1,650百万円を、営業利益は同4.2%増の118百万円を計画している。今期については減収見通しであるが、社員のエンゲージメント強化を目的としコーポレートブランディングのニーズは拡大傾向にあり、中長期的にコーポレートブランディングを軸に成長を図る方針。
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