<動意株・28日>(大引け)=サニックス、保土谷、サクサなど
保土谷化学工業<4112.T>=大幅反発。同社は仕手性のある小型化学株で、かつては有機EL材料の成長性などを手掛かりに、人気化した実績がある。このところの低位材料株物色では蚊帳の外にあっただけに、きょうはPBRが0.5倍台の出遅れた水準にあることを手掛かりに、目先の値上がりを狙って短期資金が買いを入れているようだ。
サクサホールディングス<6675.T>=大幅高。同社は小型で仕手性が強く、時折噴き上げる習性がある。情報通信やセキュリティ機器が主力で、13年3月期業績は急回復の見通しにあることに加え、PBRが0.5倍の出遅れ水準ということもあり、値動きの良さを材料に個人投資家が買いを入れているようだ。
日本金銭機械<6418.OS>=続急伸。大阪市が13年度予算案でカジノ施設誘致の調査費を成長戦略の一角として組み込んでいることから、ゲーミング市場(カジノ)向けでは欧米で絶大な地位を誇る同社が引き続き人気を集めている。維新の会の共同代表でもある橋下徹市長は1月に安倍首相と会談した際にも法整備を要請、維新の会自身もカジノを合法化する法案を国会に提出するとの考えを示しており、カジノ合法化が前進するかか注視される。
東京都競馬<9672.T>=大幅高。金融緩和期待が高まる中、不動産市況の上昇観測も強まっている。そのため、いわゆる土地持ち企業の含み資産拡大にも市場の注目が集まっている。同社は大井競馬場や東京サマーランドなど、首都圏に保有する土地が多く、含み資産株の一角を占めており、きょうはこれを手掛かりに短期資金が流入している。
三菱倉庫<9301.T>=3日ぶりに大幅反発。金融融緩和期待を背景に不動産株などの上昇が顕著となっているが、倉庫株も資産に占める土地の比率が高いことから、含み資産拡大の思惑がある。また、政府がTPP交渉への参加に舵を切ったが、参加が実現すれば貿易量の拡大に伴う物流の活発化から倉庫業の受けるメリットが大きいとの期待もある。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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