決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … セブン＆アイ、エスプール、ＯＳＧ (1月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トランザク <7818>
　23年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比59.3％増の12.5億円に拡大し、9-2月期(上期)計画の17.3億円に対する進捗率は72.3％に達し、5年平均の56.1％も上回った。

★No.4　トレファク <3093>
　23年2月期の連結経常利益を従来予想の19.7億円→24.2億円(前期は10.5億円)に22.5％上方修正し、増益率が87.6％増→2.3倍に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.5　オオバ <9765>
　23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比57.1％増の4.7億円に拡大し、通期計画の16.5億円に対する進捗率は前年同期の18.2％を上回る28.7％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7818> トランザク 　　東Ｐ 　 +25.59 　　1/12　　　1Q　　　 59.26
<9216> ビーウィズ 　　東Ｐ 　 +11.79 　　1/12　　上期　　　-38.98
<5932> 三協立山 　　　東Ｐ　　 +9.76 　　1/12　　上期　　　-52.61
<3093> トレファク 　　東Ｐ　　 +9.10 　　1/12　　　3Q　　　213.89
<9765> オオバ 　　　　東Ｐ　　 +8.45 　　1/12　　上期　　　 57.14

<3382> セブン＆アイ 　東Ｐ　　 +6.84 　　1/12　　　3Q　　　 31.23
<4530> 久光薬 　　　　東Ｐ　　 +5.59 　　1/12　　　3Q　　　 50.06
<2471> エスプール 　　東Ｐ　　 +5.49 　　1/12　本決算　　　 15.33
<9787> イオンディラ 　東Ｐ　　 +4.64 　　1/12　　　3Q　　　 -7.89
<7607> 進和 　　　　　東Ｐ　　 +3.94 　　1/12　　　1Q　　　 77.84

<2337> いちご 　　　　東Ｐ　　 +3.93 　　1/12　　　3Q　　　164.03
<6136> ＯＳＧ 　　　　東Ｐ　　 +3.71 　　1/12　本決算　　　　1.49
<8923> トーセイ 　　　東Ｐ　　 +2.14 　　1/12　本決算　　　　9.78
<4433> ヒトコムＨＤ 　東Ｐ　　 +1.42 　　1/12　　　1Q　　　-17.60
<2734> サーラ 　　　　東Ｐ　　 +1.12 　　1/12　本決算　　　 -9.31

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース