米株安を引き継いだマザーズ指数は825.92ptと大きく下落してスタート。朝方は自律反発狙いの買いから一時833.48ptまで値を戻す場面も見られたが、買いは続かずすぐに失速。米長期金利の上昇を警戒したグロース売りが東京市場でも広がり、マザーズ市場の銘柄はほぼ全面安の展開に。リスクオフムードが強まるなか、昼頃からは時間外取引の米株価指数先物が下げ足を速めたこともあり、マザーズ指数は終盤まで売り優勢の展開が続いた。なお、売買代金は概算で1541.39億円。騰落数は、値上がり32銘柄、値下がり379銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、ウェルスナビ<7342>、BASE<4477>、JTOWER<4485>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>、メドレー<4480>、Appier<4180>、セルソース<4880>など主力株が軒並み大幅安。ただ、昨日にプライム市場への申請をしたメルカリ<4385>は底堅く推移した。売買代金上位ではEnjin<7370>、FRONTEO<2158>、GEI<9212>、エフ・コード<9211>、日本電解<5759>、ステラファーマ<4888>など直近好材料が確認された銘柄も含めて幅広く下落。一方、光通信子会社が株式公開買い付け(TOB)を発表したシックHD<7365>、業績予想を上方修正したバーチャレク<6193>がそれぞれストップ高比例配分となり、ベトナムのFPTソフトウェアとの業務提携を発表したTrueData<4416>も買われた。ほか、サイエンスアーツ<4412>、UUUM<3990>、ヒュウガプライマ<7133>、窪田製薬<4596>などが上昇。
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