■プレサンス <3254> 2,357円 (+400円、+20.4%) ストップ高
プレサンスコーポレーション <3254> [東証S]がストップ高。前週末10日取引終了後、親会社のオープンハウスグループ <3288> [東証P]から完全子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格の1株2390円にサヤ寄せする格好となった。オープンHは現在、プレサンス株の63.42%を所有している。買い付け予定数は2538万8517株(下限225万5228株、上限設定なし)、買い付け期間は1月14日から2月26日まで。TOB成立後にプレサンス株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は10日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
■PRTIME <3922> 2,089円 (+347円、+19.9%)
東証プライムの上昇率トップ。PR TIMES <3922> [東証P]が3日続急騰。前週末10日取引終了後に3-11月期連結決算を発表。売上高が前年同期比18.7%増の59億8500万円、営業利益が同5.4%増の15億9600万円となり、これを好感した買いが入った。主力のプレスリリース配信サービスの利用企業社数が引き続き伸びた。また、 SaaS型ビジネス向けツールの有料利用数も増加した。通期の増収増益見通しに変更はない。
■モビルス <4370> 381円 (+60円、+18.7%) 一時ストップ高
モビルス <4370> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。前週末10日取引終了後に9-11月期単独決算を発表し、売上高は3億9500万円(前年同期比3.7%増)、営業損益が2200万円の赤字(前年同期1億円の赤字)だった。主要事業のSaaSサービスで案件が大型化したことが寄与した。営業赤字縮小を好感した買いを集めたようだ。
■エヌピーシー <6255> 976円 (+150円、+18.2%) ストップ高
エヌ・ピー・シー <6255> [東証G]がストップ高。太陽電池製造装置を主に米国で展開するが、米国での新工場建設に絡む需要や新製品開発用途などの受注が高水準で収益に大きく貢献している。同社が10日取引終了後に発表した25年8月期第1四半期(24年9-11月)決算は営業利益が前年同期比9.1倍の3億7300万円と急拡大しており、これがサプライズとなって投資資金を呼び込む格好となった。米国の主要顧客向けで改造案件を中心に売り上げが伸びた。また、国内でも太陽電池業界向けペロブスカイト用開発装置が売り上げに寄与している。
■農業総研 <3541> 290円 (+42円、+16.9%)
農業総合研究所 <3541> [東証G]が急反騰。産地直送野菜や果物の委託販売(直売)事業を手掛けるが足もとの業績は、大方の想定を上回って好調に推移。前週末10日に発表した25年8月期第1四半期(24年9-11月)決算は営業利益が前年同期比94%増の6600万円となり、通期予想に対する進捗率も6割に達した。また、同日に発行済み株式数の1.36%にあたる30万株、金額ベースで7000万円を上限とする自社株買いを実施することを発表、これも買いの手掛かりとなった。
■SKジャパン <7608> 788円 (+73円、+10.2%)
エスケイジャパン <7608> [東証S]が続急騰。14日正午ごろ、25年2月期の連結業績予想について、売上高を110億円から125億円(前期比17.8%増)へ、営業利益を10億円から11億円(同10.9%増)へ、純利益を7億円から7億7000万円(同1.9%増)へ上方修正するとともに、期末配当予想を15円から17円(年27円)へ引き上げたことが好感された。クレーンゲームなどのプライズゲーム市場やインバウンド需要などにより取引先店舗が活況ななか、定番キャラクターの受注が引き続き堅調に推移することが予想されることが要因という。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年3-11月)決算は、売上高96億6100万円(前年同期比26.0%増)、営業利益9億8400万円(同21.8%増)、純利益7億400万円(同16.7%増)だった。
■インターアク <7725> 1,071円 (+79円、+8.0%)
東証プライムの上昇率3位。インターアクション <7725> [東証P]が4日ぶり急反発。10日の取引終了後、25年5月期の連結業績予想について、売上高を65億6000万円から66億9600万円(前期比13.6%減)へ、営業利益を9億8700万円から13億600万円(同17.2%減)へ、純利益を6億5200万円から9億600万円(同19.9%減)へ上方修正したことが好感された。IoT関連事業で主に瞳モジュール及び海外顧客向け光源装置が好調に推移する見込みであることに加えて、インダストリー4.0推進事業で上期に精密除振装置分野が好調に推移し、下期には歯車試験機分野が好調に推移する見込みであることなどが要因としている。同時に発表した11月中間期決算は、売上高40億4400万円(前年同期比35.8%増)、営業利益11億8200万円(同3.0倍)、純利益8億2500万円(同3.1倍)だった。
■チムスピ <4397> 384円 (+28円、+7.9%)
チームスピリット <4397> [東証G]が続急伸。前週末10日取引終了後、9-11月期連結決算を発表。売上高が11億4700万円(前年同期比10.0%増)だったほか、営業損益が5100万円の黒字(前年同期4800万円の赤字)に転換して着地しており、これを好感した買いが入った。ライセンス売上高が伸びたことが寄与した。また、利益面では採用の平準化とリファーラル採用の増加施策による効率化、費用対効果の見直しによる広告宣伝費の抑制などが奏功した。通期の増収・営業黒字見通しに変更はない。あわせて、パソコンの操作ログをAIで解析し、業務内容の可視化を実現するサービスを手掛けるワークライフログ(東京都渋谷区)を完全子会社化したことを明らかにした。
■コスモス薬品 <3349> 7,338円 (+443円、+6.4%)
東証プライムの上昇率5位。コスモス薬品 <3349> [東証P]が続急伸。同社は10日取引終了後、25年5月期第2四半期累計(24年6-11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比28.5%増の203億4400万円となり、通期計画の316億円に対する進捗率は64.4%となった。売上高は同6.2%増の5059億3600万円で着地。新規出店を行うと同時に、新商勢圏への店舗拡大を図ったことなどが奏功した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■ワキタ <8125> 1,745円 (+85円、+5.1%)
東証プライムの上昇率7位。ワキタ <8125> [東証P]が急反発。土木建設機械の販売及びレンタルを行う機械商社で大阪を地盤に展開している。前週末10日取引終了後に25年2月期第3四半期(24年3-11月)決算を発表、営業利益は前年同期比28%増の54億3700万円と大幅な伸びを達成した。特に9-11月期でみると同利益は77%増と好調を極めており、これが株価を強く刺激する形となった。
■近鉄百 <8244> 2,168円 (+97円、+4.7%)
近鉄百貨店 <8244> [東証S]が大幅反発。前週末10日の取引終了後、25年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.2%増の831億6500万円、経常利益は同39.5%増の26億5400万円だった。直近3ヵ月間の9-11月期で経常利益の増益率は65%となった。堅調な業況を好感した買いが入ったようだ。3-11月の百貨店事業では、前期にプロ野球オリックス・バファローズがパ・リーグで優勝し日本シリーズに進出したことに伴うセールの反動が出たものの、円安効果を背景に免税売り上げが特選洋品を中心に好調に推移して補った。外商売り上げも高額商品を中心に伸長した。
■良品計画 <7453> 3,700円 (+165円、+4.7%)
東証プライムの上昇率8位。良品計画 <7453> [東証P]が大幅反発。10日の取引終了後、25年8月期の連結業績予想について、売上高を7340億円から7540億円(前期比14.0%増)へ、営業利益を550億円から640億円(同14.0%増)へ、純利益を380億円から440億円(同5.9%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想にするとともに、配当予想を中間・期末各20円の年40円から中間・期末各22円の年44円(前期40円)に引き上げたことが好感された。第1四半期において、主に国内事業で無印良品週間の売り上げ好調を軸に既存店売上高が想定を上回ったことに加えて、海外事業で中国大陸事業などの業績が上振れたことが要因。また、為替影響による押し上げ効果があったことも考慮した。なお、第1四半期(24年9~11月)決算は、売上高1976億9000万円(前年同期比21.3%増)、営業利益219億5700万円(同58.2%増)、純利益149億5500万円(同52.6%増)だった。
■ニッケ <3201> 1,296円 (+52円、+4.2%)
東証プライムの上昇率10位。日本毛織 <3201> [東証P]が4日ぶり大幅反発。同社は前週末10日の取引終了後、24年11月期の連結決算発表にあわせ、25年11月期の業績・配当予想を開示した。今期の売上高予想は前期比10.9%増の1280億円、営業利益予想は同3.1%増の120億円、経常利益予想は同2.5%増の124億円とした。営業利益は前期に続き最高益の更新を計画する。また、株主還元方針を見直したうえで、11月30日を基準日とする前期の期末配当を従来の予想から4円増額。更に、今期の年間配当予想は前期比2円増配の42円としており、評価されたようだ。24年11月期の売上高は前の期比1.7%増の1154億3800万円、営業利益は同5.7%増の116億4000万円だった。学生服向けの素材は価格改定効果などがあって堅調に推移した。M&Aで加わった企業も全体業績の底上げに寄与し、業績は会社計画を上振れして着地した。25年11月期は産業機材の不織布やフェルト事業の伸長などを見込む。また、株主還元の強化に向けて累進配当を基本方針とするとともに、DOE(株主資本配当率)を2.5%とする新たな目標を掲げた。
■セレス <3696> 2,833円 (+71円、+2.6%)
セレス <3696> [東証P]が5日ぶり反発。14日午前11時ごろ、子会社ラボルがAZ-COM丸和・支援ネットワーク(東京都千代田区)と業務提携したと発表しており、好材料視された。ラボルは、フリーランスやSMB(小規模事業者)向けに請求書買い取りを行うAIファクタリングサービス「labol(ラボル)」と、事業費用の支払いをクレジットカードで先延ばしができるカード決済サービス「labolカード払い」を提供している。一方、AZ-COM丸和・支援ネットワークは、AZ-COM丸和ホールディングス <9090> [東証P]が中心となって創設した一般社団法人で、2700社の運送事業者(個人事業主含む)が加盟し、人手不足や社員教育、後継者育成などの経営課題の解決をサポートしており、今回の提携により、AZ-COM丸和・支援ネットワークのパートナー企業である運送事業者が、「labol」利用時に特別な割引手数料で利用できるようになることで、資金繰りを支援するという。
■イオン <8267> 3,590円 (+75円、+2.1%)
イオン <8267> [東証P]が7日ぶり反発。同社は前週末10日の取引終了後に25年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.3%増の7兆4705億7500万円、営業利益は同17.7%減の1175億6900万円、最終損益は156億6700万円の赤字(前年同期は183億5900万円の黒字)だった。売上高は13期連続で過去最高を達成した一方、9-11月期は記録的な高温を背景に秋冬物需要が低迷し、収益を押し下げる要因となった。店舗閉店損失や減損損失の前倒しの計上により3~11月期の最終損益は赤字に転落した。半面、GMS事業においては11月以降、価格戦略とブラックフライデーが奏功し、売上高と客数が大幅に改善に寄与しているといい、更に年末年始商戦は想定をやや上回る伸びとなったとしている。営業2ケタ減益・最終赤字決算を受けた売りが一巡した後は、今後の業績回復を期待した買いが優勢となったようだ。
■INPEX <1605> 1,977.5円 (+27.5円、+1.4%)
INPEX <1605> [東証P]が3日ぶりに反発。そのほか、石油資源開発 <1662> [東証P]といった石油関連株が高かった。13日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の2月限が前週末比2.25ドル高の1バレル=78.82ドルと上昇。一時79.72ドルをつけ昨年8月以来、5ヵ月ぶりの水準に値を上げた。米バイデン政権が10日、ロシアの石油・天然ガス収入を標的とする大規模な制裁措置を発動させた。英国も米国と歩調を合わせ制裁措置を導入したことから、ロシアからの原油供給が滞り需給がタイト化するとの見方が強まった。
■リンガハット <8200> 2,225円 (+25円、+1.1%)
リンガーハット <8200> [東証P]が3日続伸。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年3-11月)連結決算が、売上高321億6200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益12億7200万円(同2.6倍)と大幅増益となり、通期計画に対する進捗率も85%に達したことが好感された。QSC(クオリティ、サービス、クリンリネス)向上や新商品の販売促進で長崎ちゃんぽん事業の既存店売上高が前年同期比8.9%増と大幅に伸長したことに加えて、販管費の抑制が寄与した。なお、25年2月期通期業績予想は、売上高430億円(前期比6.9%増)、営業利益15億円(同49.3%増)の従来見通しを据え置いている。
■Uアローズ <7606> 2,690円 (+29円、+1.1%)
ユナイテッドアローズ <7606> [東証P]が3日続伸。SMBC日興証券が前週末10日付で、Uアローズの目標株価を2700円から3300円に増額修正した。投資評価は最上位の「1」を継続している。テレビCMの再開などでブランド認知が再浮上し、その効果が持続する可能性があると指摘。日本国内で賃上げ機運が高まり、消費意欲の強い消費者層の増大が見込まれるなか、同社が手掛ける高価格帯商品がマクロ環境の恩恵を受けることに期待を示す。同証券はUアローズの26年3月期営業利益予想をこれまでの86億円から100億円に見直した。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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