日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。トランプ政権による関税政策の動向に振らされやすい需給状況であるが、メキシコと1カ月延期で合意したことで、ひとまず前日の大幅な下げに対する買い戻しの動きに向かわせそうだ。また、カナダのトルドー首相と関税実施を30日遅らせることで合意したと報じられているほか、中国の習近平国家主席と近く会談を行うと報じられていることで、押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。
日経225先物はナイトセッションで一時38460円まで下げる場面もみられたが、200日線水準で下げ止まる形で切り返しており、一時39150円まで買われた。75日線が心理的な抵抗線として意識されるものの、同水準をクリアしてくるようだと、39320円辺りで推移している25日線が射程に入ってくるだろう。昨日の日経平均株価は200日線(38635円)を割り込んで終えているが、本日は同線を上回って始まる可能性があるなか、75日線が位置する39030円が目先的なターゲットになりそうだ。
物色としては指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、関税発動による影響が警戒されるなかでトヨタ<7203>など自動車株の弱さが目立っていたため、いったんは買い戻しの動きに向かわせそうである。また、米スーパー・マイクロ・コンピューターが時間外取引で10%近く上昇しており、生成AI関連などへの物色も意識されそうだ。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、大塚商会<4768>、日化薬<4272>、ANA<9202>、ヒロセ電<6806>、東計電算<4746>、dely<299A>、ヤマトHD<9064>、神戸電鉄<9046>、アルペン<3028>、オーナンバ<5816>などが注目される。
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