会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の481億円→551億円(前年同期は409億円)に14.5%増額し、増益率が17.6%増→34.7%増に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(営業収益・営業利益・経常利益) ステージ事業及び国際輸送事業が増収になることや、各コア事業においてコスト削減に努めていることに加え、営業利益段階において自然災害の影響が前回発表予想より縮小する見通しであること等により、営業収益、営業利益及び経常利益が前回発表予想を上回る見込みとなりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 神戸市から当社の連結子会社である阪急電鉄株式会社(以下「阪急電鉄」)に対して、北神急行線(新神戸駅~谷上駅)の運賃低減に向けた検討として、神戸市交通局での一体的運行(当社グループからの資産譲受)の可能性について協議を開始することの提案があり、阪急電鉄では、今回の提案はグループの重要な事業拠点である神戸三宮の活性化につながるものと考え、協議に応じてまいりました。 協議の結果、今般、平成32年度(2020年度)前半を目途に、当社グループは北神急行線に関連する鉄道資産を神戸市交通局へ譲渡する旨の基本合意に達しましたので、平成31年3月期第4四半期(平成31 年1月1日~平成31 年3月31 日)において、当該鉄道資産について、約190億円の減損損失を計上することといたしました。 なお、上記減損損失に対する繰延税金資産のほか、阪急電鉄が既に計上済みの北神急行電鉄株式会社(当社の連結子会社)への貸付金に対する貸倒引当金に対して、繰延税金資産を計上することから、税金費用が減少し、親会社株主に帰属する当期純利益への影響については、大幅に軽減される見込みです。これに加えて、上記のとおり、営業利益・経常利益を上方修正したことから、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前回発表予想より修正はございません。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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