物流センター事業の営業収益は前年同期比1.3%増の206.24億円、営業利益は同3.6%増の26.28億円となった。増収増益の主な要因については、物流センター運営の充実と前年度及び当年度に受託した新規センターが順次業績に寄与したことによる。また、新規受託の概況については、4社の物流を受託している。稼働状況については、前期受託した1社を含めた5社のうち2社が稼働している。残り3社については、第2四半期以降の稼働を目指して準備を進めている。なお、物流センターの総数は、188センターとなっている。M&Aの状況については、2023年6月に京阪久宝HDを子会社化し、第2四半期以降、順次業績への寄与を見込んでいる。
貨物自動車運送事業の営業収益は同2.3%増の124.68億円、営業利益は同9.8%減の3.16億円となった。増収の主な要因については、輸送物量が低調であったが、燃料価格による影響を価格転嫁できたことや2023年4月に山里物流サービスを子会社化したことによるものとしている。減益の主な要因については、積載率の向上、輸送コストの抑制に取り組んだが、低調な輸送物量による営業収益の減少の影響等を受けたことによる
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の1,390.00億円、営業利益が同4.8%増の121.00億円、経常利益が同4.0%増の128.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.0%増の77.00億円とする期初計画を据え置いている。
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