京成、今期経常を14％下方修正

　京成電鉄 <9009> [東証Ｐ] が11月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の277億円の黒字→239億円の黒字(前期は31.9億円の赤字)に13.7％下方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の187億円の黒字→257億円の黒字(前期は44.3億円の赤字)に37.4％上方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の173億円→135億円(前年同期は36.1億円)に21.9％減額し、増益率が4.8倍→3.8倍に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症に対する水際対策として、本年10月10日まで入国者総数が管理されていたことや、電力料及び燃料費の高騰等により、営業収益、営業利益及び経常利益は前回発表予想から下方修正しております。　一方、新京成電鉄株式会社の連結子会社化による負ののれん発生益を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想から上方修正しております。　詳細については、「（別紙）補足説明資料」をご覧ください。※連結業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。