1/26付の「DailyOutlook」では、年初から堅調な推移をみせるJ-REITについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『東証REIT指数が堅調に推移している。2016年6月以降のトレンドラインや、2017年7月の戻り高値である1,709ptといったチャート上で上値目途とみられる節目を、今年に入って上抜けてきた』と伝えています。
続けて、需給面では、昨年のJ-REIT軟調の一因である投資信託の売りは10月をピークに足元では11月、12月と縮小傾向にあることを挙げ、『一方で海外投資家は9~11月に買い越した。また、最近では地域金融機関がREIT-ETFを通じて、J-REITに投資する傾向にある。同ETF組成に関わる証券自己の買い越しは継続しており、2017年は年間を通して約2,500億円の買い越し主体となった。2018年もこれらが継続すれば、J-REITを巡る需給環境は徐々に改善傾向に向かおう』と分析しています。
さらに、『ファンダメンタルズ面に目を向けると、2017年12月のオフィス平均賃料(三鬼商事、東京ビジネス地区)は前年同月比+3.4%の上昇となった。上昇率は10月、11月の+3.2%からやや加速しており、好調なオフィス市況が続いているといえよう。2018~20年にかけて、オフィス供給量は増加するものの、需要が堅調なことに鑑みれば大幅な空室率の上昇や賃料の下落リスクは小さいとみている』とまとめています。
最後にレポートでは、『参考銘柄』を紹介しています。具体的にはプレミア投<8956>や森トラストRE<8961>、日本リテール<8953>など全12銘柄が挙げられていますので、詳しくは1/26付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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