―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月5日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 タカキュー <8166>
24年2月期第3四半期累計(3-11月)の最終損益(非連結)は0.2億円の黒字(前年同期は6.7億円の赤字)に浮上して着地した。
★No.2 和田興産 <8931>
24年2月期の連結経常利益を従来予想の33億円→37億円(前期は36億円)に12.1%上方修正し、一転して2.6%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 中北製 <6496>
24年5月期の連結経常利益を従来予想の11.1億円→16億円(前期は11億円)に44.1%上方修正し、増益率が0.1%増→44.3%増に拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8166> タカキュー 東S +8.43 1/ 9 3Q 黒転
<8931> 和田興産 東S +1.63 1/ 9 3Q -13.89
<6496> 中北製 東S +1.52 1/ 9 上期 52.40
<7975> リヒトラブ 東S +1.26 1/ 9 3Q 赤転
<3236> プロパスト 東S +0.58 1/ 9 上期 15.63
<7514> ヒマラヤ 東S +0.53 1/ 9 1Q 赤転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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