―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から9日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.2 和田興産 <8931>
22年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.8倍の9.6億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の8.5億円に対する進捗率が113.6%とすでに上回り、さらに5年平均の68.2%も超えた。
★No.3 ADプラズマ <6668>
21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比37.9%増の8億8800万円に拡大し、通期計画の9億2000万円に対する進捗率は96.5%に達し、5年平均の91.5%も上回った。
★No.5 メディア工房 <3815>
21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常損益は500万円の黒字(前年同期は1000万円の赤字)に浮上して着地した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9835> ジュンテン 東2 +4.02 7/ 9 1Q -22.23
<8931> 和田興産 東2 +3.56 7/ 9 1Q 378.22
<6668> ADプラズマ 東2 +0.93 7/ 9 3Q 37.89
<5900> ダイケン JQ +0.66 7/ 9 1Q -20.00
<3815> メディア工房 東M +0.62 7/ 9 3Q 黒転
<9778> 昴 JQ +0.54 7/ 9 1Q 赤縮
<2669> カネ美食品 JQ +0.50 7/ 9 1Q 黒転
<7603> マックハウス JQ +0.25 7/ 9 1Q 赤縮
<2668> タビオ 東2 +0.10 7/ 9 1Q 赤縮
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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