決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … セブン＆アイ、エスプール、ＯＳＧ (1月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月11日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　オオバ <9765>
　23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比57.1％増の4.7億円に拡大し、通期計画の16.5億円に対する進捗率は前年同期の18.2％を上回る28.7％に達した。

★No.3　エスプール <2471>
　22年11月期の連結経常利益は前の期比16.6％増の31.1億円になり、23年11月期も前期比15.3％増の35.9億円に伸びを見込み、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.5　セブン＆アイ <3382>
　23年2月期の連結経常利益を従来予想の4424億円→4675億円(前期は3585億円)に5.7％上方修正し、増益率が23.4％増→30.4％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9216> ビーウィズ 　　東Ｐ 　 +11.98 　　1/12　　上期　　　-38.98
<9765> オオバ 　　　　東Ｐ　　 +9.22 　　1/12　　上期　　　 57.14
<2471> エスプール 　　東Ｐ　　 +8.46 　　1/12　本決算　　　 15.33
<5932> 三協立山 　　　東Ｐ　　 +7.55 　　1/12　　上期　　　-52.61
<3382> セブン＆アイ 　東Ｐ　　 +6.00 　　1/12　　　3Q　　　 31.23

<9787> イオンディラ 　東Ｐ　　 +5.82 　　1/12　　　3Q　　　 -7.89
<3093> トレファク 　　東Ｐ　　 +5.76 　　1/12　　　3Q　　　213.89
<2337> いちご 　　　　東Ｐ　　 +5.36 　　1/12　　　3Q　　　164.03
<7607> 進和 　　　　　東Ｐ　　 +4.84 　　1/12　　　1Q　　　 77.84
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東Ｐ　　 +4.38 　　1/12　　　1Q　　　 -3.76

<4530> 久光薬 　　　　東Ｐ　　 +4.09 　　1/12　　　3Q　　　 50.06
<6136> ＯＳＧ 　　　　東Ｐ　　 +3.66 　　1/12　本決算　　　　1.49
<4187> 大有機 　　　　東Ｐ　　 +2.80 　　1/12　本決算　　　 -4.95
<8923> トーセイ 　　　東Ｐ　　 +2.36 　　1/12　本決算　　　　9.78
<2734> サーラ 　　　　東Ｐ　　 +1.68 　　1/12　本決算　　　 -9.31

<4433> ヒトコムＨＤ 　東Ｐ　　 +1.28 　　1/12　　　1Q　　　-17.60

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース