日住、非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は50円実施

　日住サービス <8854> [東証２] が7月30日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年12月期の業績予想は連結経常損益が7000万円の黒字(前期は3億2300万円の赤字)に浮上する見通しと発表した。
　同時に、非開示だった21年12月期第2四半期累計(1-6月)の業績予想は連結経常損益が1億円の黒字(前年同期は1億0800万円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は50円(前期は50円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年12月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大が継続しており、収束時期が見通せないことから「2021年12月期　第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」発表時点で、その影響について適正かつ合理的な算定が困難であるため未定(非公開)としておりましたが、ワクチン接種等により経済活動再開の動きが見えてまいりましたので、現時点において入手可能な情報や予測等に基づき算定し、公表いたします。　今後の見通しにつきましては、国内消費は緩やかに回復するものと期待されますが、変異ウイルスによる感染の再拡大等も懸念され、今後も予断を許さない状況が続くことが予想されます。　そういった環境の中、当社においては、引き続き、業務品質の向上、生産性の向上に注力するとともに、各セグメントの利益率や販管費の見直しを推進することで、売上高および各段階利益ともに前期に対して改善し、黒字となる見通しです。　なお、2021年12月期通期連結業績予想につきましては、賃貸用不動産の資産入れ換えにより生じる不動産売上セグメントの原価の上昇や本社機能の一部移転により生じる費用等を考慮しております。

　　当社は、株主の皆様に対する収益還元を継続していくことを第一義とし、安定的な配当を実施しつつ、会社の業績や企業体質の強化、配当性向などを勘案し、総合的に株主利益の向上を図ることを基本的な方針としております。　このため、2021年12月期の期末配当につきましてはこれまで「未定」としておりましたが、2021年12月期の業績予想算定に伴い、上記のとおり当期の１株当たり期末配当予想を「50 円」として発表させていただきます。　(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって変動する可能性があります。業績予想等の修正が必要になった場合には、速やかに公表いたします。