フィンテックは反落、第１四半期は経費負担増で営業赤字継続

　フィンテック　グローバル<8789.T>は反落。
　１０日取引終了後に発表した１５年９月期の第１四半期（１０～１２月）連結決算は、売上高９億６１００万円（前年同期比３．４倍）、営業損益１億９００万円の赤字（前年同期１億９５００万円の赤字）、最終損益７３００万円の黒字（同８２００万円の赤字）と大幅増収ながら営業赤字が継続した。
　投資銀行のアレンジメント業務受託の拡大と不動産・建設子会社５社の連結貢献で売り上げが大きく拡大したが、材料費や外注費、人件費や地代家賃、広告宣伝費などの経費が損益を圧迫した。
　通期は売上高７９億円（前期比２倍）、営業利益１２億５０００万円（同２．３倍）、最終利益１１億円（同１９．１％増）と従来見通しを据え置いている。

フィンテックの株価は１１時１３分現在１９３円（▼１０円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）