同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(業績予想に関する説明)売上高は、航空機アセットマネジメント会社等を新規連結し、また第4四半期に企業投資の回収を見込んでいるものの、不動産事業の子会社の連結除外により4,160百万円となり前期比で3,022百万円減少する見込みでありますが、売上総利益は前期比で約975百万円増加して2,600百万円となる見込みです。営業損益は、メッツァに関して開業準備のための人件費その他の先行投資として約11億円が発生するなどのコスト増により、950百万円の営業損失を見込んでおります。経常損失は為替差損(為替レートについては第2四半期連結累計期間と同程度を想定)や、ムーミンバレーパークの不動産を所有している特別目的会社(SPC)のノンリコースローン34億円(当連結会計年度末の外部借入予定残高)の支払利息について当該SPCを連結することの影響等により1,160百万円となり、親会社株主に帰属する当期純損失は第1四半期に計上した関係会社株式売却益267百万円により730百万円を見込んでおります。なお、単体業績については、当期純利益が黒字となる見込みです。【今後の3年間の経営計画】2018年11月のメッツァビレッジ開業、2019年3月のムーミンバレーパーク グランドオープンを機に、メッツァは運営による投資回収期に入ります。しかしながら、2019年9月期については、ムーミンバレーパークの運営による収益は下半期に限られる中、上半期はメッツァの運営及び開業準備に係るスタッフ確保を700名程度まで予定しているため、人件費等の負担が大きくなり、メッツァが本格的に業績に貢献するのは2020年9月期からとなります。主な事業の経営戦略、事業展開は下記のとおりであります。(投資銀行事業)これまでメッツァ開業にむけて多くのリソースを割いてきましたが、一定の目途がついたため、人的リソース、資金リソースを投資銀行事業に振り向けて強化を図っていきます。企業投資、アセット投資については、リスクを見極めた上で積極的に投資活動を行なっていく予定であります。(エンタテインメント・サービス事業)メッツァ開業にあたって万全の運営体制を整えて、より多くのお客様にお越しいただくための施策を展開します。現在のムーミンファンは女性が多いと分析しておりますが、このファン層を幅広い層に拡大させるため、ムーミン物語は日本におけるムーミンのライセンスを一括管理する関連会社の株式会社ライツ・アンド・ブランズと一体となって、ムーミンの魅力をより多くの方にお届けすることにより、テーマパーク事業、ライセンス事業の相乗的な業績向上を目指します。連結数値目標(単位:百万円)2018年9月期(予想値)売上高 4,160 営業利益 △950 経常利益 △1,1602019年9月期(目標値)売上高 9,600 営業利益 500 経常利益 3002020年9月期(目標値)売上高13,200 営業利益 2,700 経常利益 2,600(目標値に関する説明)目標値について、下記の通り説明致します。まず、本業である投資銀行事業については、従前は人的、資金的リソースがメッツァに集中してきましたが、メッツア開業の目途がたつことでそのリソースを本業へ集中させる施策をとっております。これにより、2018年9月期は当社単体の黒字化、投資銀行事業のセグメント利益の増加を見込んでおりますが、2019年9月期は2018年11月からメッツァが順次開業することにより、本業集中への体制が整います。既に2019年9月期、2020年9月期へ向けての施策を講じており、今後の収益への寄与拡大を見込んでおります。次に、連結数値目標に大きな影響があるメッツァについては、2019年9月期には2018年11月にメッツァビレッジが開業し、2019年3月にムーミンバレーパークがグランドオープンとなります。メッツァビレッジについては入場が無料ですが、テナントからの賃料収入、駐車場収入、及びレストラン運営等が売上となります。ムーミンバレーパークについては、有料であるため入場料収入があり、また飲食、物販収入等の売上があります。2018年3月に設立した関連会社の株式会社ライツ・アンド・ブランズは現在運営体制を整備しておりますが、連結子会社化が視野に入ってきたため、2019年9月期より当社の連結の範囲に含むこと、及びテーマパーク事業とライセンス事業の相乗効果を経営計画の前提としております。これらの要因により売上高が増加しますが、メッツァの人件費等の負担が大きくなる一方で、ムーミンバレーパークについては運営による収益が下半期に限られるため、黒字化するものの業績の伸びは限定的であると見込んでおります。2020年9月期は、メッツァビレッジ及びムーミンバレーパークの収益を年間で取込むこととなり、売上高、利益がともに大きく伸長することを見込んでおります。なお、経済環境や事業進捗等に応じて、適宜計画の見直しを行い公表していく予定です。
(公表の理由)従来は、業績予想の算定に至っていないため、期末配当予想についても未定とし、業績予想を算定次第、決定することとしてきました。業績予想は上記のとおり親会社株主に帰属する当期純損益が損失となり、配当原資である個別貸借対照表の利益剰余金のマイナス残高が解消しない見込みであることから、誠に遺憾ではございますが、期末配当を見送りとする方針としました。 (注) 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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