山形銀、今期経常を23％上方修正、配当も10円増額

　山形銀行 <8344> [東証Ｐ] が2月3日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比54.5％増の49.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の48億円→59億円(前期は37.6億円)に22.9％上方修正し、増益率が27.6％増→56.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.7億円→30.7億円(前年同期は13.1億円)に55.8％増額し、増益率が50.4％増→2.3倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の35円→45円(前期は35円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の21.5億円に急拡大した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　銀行単体において、資金利益や株式等売却損益が前回予想を上回る見込みとなったほか、与信関係費用が前回予想を下回る見込みであることなどから、2025年3月期通期の業績予想を上方修正するものです。　連結業績予想の修正につきましては、主に銀行単体業績予想の修正によるものです。※本資料に記載されている業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

　　2025年3月期の期末配当予想につきましては、1株当たり17円50銭としておりましたが、当期の業績予想を踏まえて、10円増配し1株当たり27円50銭に修正することといたしました。これにより、2025年3月期の1株当たり年間配当金は45円となる予定です。