業界再編期待。
多くの地銀や、地方の地場証券は成長性の鈍化もあり単体での存続は厳しさを増すだろう。
先日はりそなHDからも発表があり地銀の収益強化支援 資産運用システム提供に力を注ぐと、具体的には、顧客から一任を受けて資産を運用する「ファンドラップ」について、地銀が自行の口座で販売・運用状況を管理できるシステムを構築しながら提供したいとの話のようだ。
日本の眠る円、資産の多くはこのような地銀に眠っている事は紛れもない事実でもありこの資産を掘り起こす事は地銀や地方証券の再編だけではなく「地域活性化」や「地方創生」の最大の課題とも取れる。
同社に関して言えばこれまで各地方、例えば九州などであればいくつもの地銀が合併などを繰り返し統合となったが、関東地方では浜銀と東日本銀行の統合もあり千葉銀とも業務提携を発表した。
今も尚取り残されている北関東にもいくつかの地銀もありこれらの噂も市場関係者の間では以前より話題を呼んでいる。
また過去を振り返れば小泉政権時2005年に12月のマザーズ株の急騰劇後の銀行祭りがあったように今回も銀行株などの需給状況はかなり良い為、年末の踏み上げに期待も大きい。