―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月9日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 タマホーム <1419>
21年5月期の連結経常利益は前の期比13.7%増の110億円になり、22年5月期も前期比1.9%増の113億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 デザインワン <6048>
21年8月期の連結経常利益を従来予想の600万円→1億4300万円(前期は2億1200万円)に24倍上方修正し、減益率が97.2%減→32.5%減に縮小する見通しとなった。
★No.3 ライク <2462>
21年5月期の連結経常利益は前の期比31.3%増の53.4億円に拡大し、22年5月期も前期比3.0%増の55億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<1419> タマホーム 東1 +20.90 7/12 本決算 1.87
<6048> デザインワン 東1 +16.53 7/12 3Q -22.77
<2462> ライク 東1 +11.38 7/12 本決算 2.98
<3349> コスモス薬品 東1 +11.37 7/12 本決算 0.18
<3148> クリエイトS 東1 +7.46 7/12 本決算 3.88
<2305> スタ・アリス 東1 +7.31 7/12 1Q 黒転
<7516> コーナン 東1 +5.16 7/12 1Q -16.53
<9982> タキヒヨー 東1 +4.97 7/12 1Q 黒転
<3593> ホギメデ 東1 +4.87 7/12 1Q 19.50
<3546> アレンザHD 東1 +4.63 7/12 1Q -12.32
<8289> オリンピック 東1 +3.81 7/12 1Q -33.77
<7607> 進和 東1 +3.65 7/12 3Q -16.44
<8908> 毎コムネット 東1 +2.90 7/12 本決算 5.80
<9740> CSP 東1 +0.30 7/12 1Q -0.40
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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