「百貨店」が24位、インバウンド復活で息の長い相場に<注目テーマ>
1 インバウンド
2 円安メリット
3 パワー半導体
4 メタバース
5 太陽光発電関連
6 旅行
7 サイバーセキュリティ
8 リチウムイオン電池
9 中古車
10 円高メリット
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「百貨店」が24位となっている。
新型コロナウイルス対策として行っている水際対策を巡り、政府が入国者数の上限を撤廃する方向で調整していることが明らかとなった。早ければ10月にも撤廃と伝わっており、更に今後ツアー以外の個人旅行の解禁やビザ取得免除などについても検討が進められるという。
これを受け、株式市場ではインバウンド需要の本格的な復活を見込み、関連銘柄が幅広く物色されている。なかでも、関連代表格に位置づけられる百貨店株の株価上昇が顕著で、ここ注目度が一段と増している。百貨店各社の業績は既に回復基調に入っており、直近発表された三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>など大手5社の月次売上高はいずれも前年実績を大きく上回った。また、今期の業績予想も各社良好な見通しを示している。
足もと米インフレ懸念を巡って不安定な地合いを余儀なくされているものの、インバウンド復活期待という強力な支援材料を持つ百貨店株は息の長い相場を続けることになりそうだ。三越伊勢丹、高島屋<8233.T>、J.フロント リテイリング<3086.T>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>、松屋<8237.T>の大手5社に引き続き注目。丸井グループ<8252.T>や近鉄百貨店<8244.T>、北九州地盤の井筒屋<8260.T>もマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
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