コメリ、上期経常は62％増益で着地、今期配当を3円増額修正

　コメリ <8218> が10月27日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比61.8％増の208億円に拡大し、通期計画の271億円に対する進捗率は77.1％に達し、5年平均の66.2％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.8％増の62.1億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の42円→45円(前期は42円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比47.6％増の84.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.3％→8.9％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、企業価値の向上による株主利益の増大を最重要課題として位置付けております。利益配分につきましては、経営基盤や財務体質の強化を図りつつ、安定的な配当の継続的実施を目指しております。上記方針に基づき、2021年３月期第２四半期末の配当金につきましては、１株当たり21円としておりましたが、業績が堅調に推移していることから、１株当たり１円増配となる22円とすることといたしました。更に、当社の前身である株式会社米利商店の設立（1962年7月）以来、60期目を数えることができました。（途中2度の決算期変更を含む。）これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係各位のご支援の賜物と心から厚く御礼申し上げます。つきましては、株主の皆様のご支援に感謝の意を表するため、2021年３月期末の配当金予想を１株当たり21円としておりましたが、23円（普通配当22円、記念配当１円）に修正し、年間配当金予想を45円にすることといたしました。