―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月29日から6月30日の決算発表を経て7月3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 レイ <4317>
23年2月期の連結経常利益は前の期比36.0%増の14億円に拡大したが、24年2月期は前期比42.9%減の8億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.2 スターマイカ <2975>
23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比33.2%減の23億円に落ち込み、通期計画の43.7億円に対する進捗率は5年平均の61.5%を下回る52.7%にとどまった。
▲No.3 アルテック <9972>
23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常損益は7000万円の赤字(前年同期は4億1500万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4317> レイ 東S -10.07 6/30 本決算 -42.90
<2975> スターマイカ 東P -5.28 6/30 上期 -33.25
<9972> アルテック 東S -4.73 6/30 上期 赤転
<3089> Tアルファ 東S -3.55 6/30 上期 10.65
<4255> THECOO 東G -2.94 6/30 1Q 赤縮
<8168> ケーヨー 東P -1.23 6/30 1Q -16.72
<2186> ソーバル 東S -1.19 6/30 1Q -31.94
<3050> DCM 東P -0.57 6/30 1Q -10.29
<3549> クスリアオキ 東P -0.28 6/30 本決算 -9.26
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7月3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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