併せて、通期の同利益を従来予想の261億円→221億円(前期は224億円)に15.3%下方修正し、一転して1.5%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比39.9%増の122億円に拡大する計算になる。
業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の33円→25円(前期は28円)に減額修正した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比17.2%減の47.5億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の4.3%→5.1%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社の配当方針は、連結当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)の75%と単体当期純利益の25%の合計額を配当の基礎となる利益額とし、当期についてはその38%を配当に充当することとしております。当期の中間配当金につきましては、上記方針に基づき、1株あたり13円50銭とすることといたしました。なお、中間配当金が直近の配当予想を下回った要因は、10月からの薬価改定を控えた一部製品の買い控え、および買い控え対策としての先行値引きの実施に加え、特にユーロ、人民元に対する円高により売上高が計画を下回り、この売上高の未達により営業利益が未達となり、加えて、為替差損29億56百万円の計上により、当初予想を下回ったため、親会社株主に帰属する四半期純利益は、18.3%未達の58億87百万円となりました。上記の配当方針に従って計算した結果、中間配当額は配当予想を1株あたり2円50銭下回る結果となりました。 期末配当予想の修正につきましては、当第2四半期連結累計期間における業績および当社グループを取り巻く経営環境の状況等を踏まえて通期業績予想の修正を行ったことによるものです。主な要因は、想定為替レートの引き下げ、10月からの消費増税とそれに伴う薬価改定の影響に関しての見直し等を行った結果によるものです。なお、修正後の業績予想の連結当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)が前年実績を上回る予想であるにも関わらず年間配当額が減配となる理由に関しましては、配当原資の配分率を前期39%から当期38%に変更していることによるものです。
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