31日のNYダウは330.30ドル安の44130.98ドル、ナスダック総合指数は7.22pt安の21122.45pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比435円安の40765円だった。本日は米国株安などを映して売りが先行して始まりそうだ。また、前日の取引終了後に2026年3月期通期の業績予想の下方修正を発表した東エレク<8035>が夜間取引で急落したことも投資家心理を悪化させることになりそうだ。また、ナイトセッションの日経225先物は大幅に下落していることもあり、売り優勢の展開となることが想定される。ただ、円相場が1ドル=150円台後半へと円安が進行しており、輸出採算の改善を期待した買いが相場を下支えする場面もありそうだ。しかし、米国では1日に7月の雇用統計の発表を控えており、結果を見極めたいとの見方も多く、売り一巡後は様子見姿勢が強まる可能性もある。国内では主要企業の決算発表が本格化しており、引き続き決算を受けた個別物色が主流となりそうだ。上値のめどは7月24日の安値(41554円)や心理的な節目の42000円、下値めどは25日移動平均線(40161円)や節目の40000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限41000円-下限40500円
<SK>
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