<動意株・10日>(前引け)=新日本科学、大興電子、マナック
大興電子通信<8023.T>=マド開け急伸。同社が前週末7日取引終了後に発表した19年4~12月期決算は営業利益が前年同期比4.5倍の13億7300万円と急拡大、これがポジティブサプライズとなった。富士通グループとの連携強化による新規顧客の開拓などが収益の急拡大につながっている。
マナック<4364.T>=一時ストップ高。同社は前週末7日取引終了後に20年3月期の業績予想を大幅上方修正、営業利益段階で従来予想の4億4000万円から5億2000万円(前期比65%増)に増額しており、これを材料視する形で短期資金の流入が加速している。ファインケミカル事業における高採算商品などが売り上げを伸ばし、利益押し上げに寄与している。株価は、ここ新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に絡む思惑から、需給主導の大相場を演じていたが、直近はその反動で急な調整局面を強いられていた。しかし、きょうは業績評価で改めて買い直されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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