オンワードＨＤ、１７年２月期業績の下方修正と自社株買い発表

　オンワードホールディングス<8016.T>は７日取引終了後、１７年２月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を２５４０億円から２４７０億円（前期比６．３％減）へ、営業利益を４５億円から４０億円（同５．９％増）へ、最終利益を４５億円から４３億円（同０．５％増）へ下方修正した。消費者の節約志向が依然として強く、高額品を中心としたインバウンド需要が減速したほか、８月商戦で衣料品売り上げが苦戦し足を引っ張った。

　あわせて発表した第２四半期累計の連結決算は売上高１１９４億９５００万円（前年同期比４．８％減）、営業利益５億２９００万円（同２．４倍）、最終利益１５億４６００万円（同１９．５％減）だった。

　同時に上限を５００万株（発行済み株式数の３．３０％）もしくは４０億円とする自社株買いを発表した。株主還元の充実と経営環境の変化に対応するのを目的としている。なお、取得期間は１０月１２日から来年２月２８日まで。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）