<6779> 日本電波工業
四季報より 業種:電気機器。
【特色】電波の送受信に欠かせない水晶デバイスで世界2位級。車載用が主体、日中マレーシアで生産
【小幅増益】産業機器は中国大手通信機器メーカー向けが米中貿易摩擦影響で落ち込む。が、主力の車載が顧客からの受注平常化で数量回復。スマホ向けも横ばい維持。ただ子会社株譲渡益なく、営業微増益。
【5 G】スマホ普及背景に超小型水晶振動子が需要増、6億円投じ21年7月から国内生産能力を順次増強。車載向けもADAS普及で需要増、22年1月生産増強予定。
2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+2.0%の29.00億円、経常利益-11.3%の23.00億円と増収・減益の見通し。
2017年7月27日の985円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の319円、2019年3月14日の324円と2点底をつけて、短期の上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2019年12月2日の674円を高値に、コロナ相場に巻き込まれ大幅下落となって、2020年3月13日の279円で底打ちとなり、7月31日の297円を2点底にして上昇トレンド(D)へ転換しました。この上昇トレンド(D)の中で、今年の6月16日に1137円まで上昇し、調整入りとなって買いチャンスへ近づいています。
<7908> きもと
四季報より 業種:化学。
【特色】スマホ、デジタル家電のタッチパネル用ハードコートフィルム最大手。地理情報関連事業も併営
【続 伸】前期末からスマホ、タブレット用各種フィルム、工程用保護フィルムなど好採算の製品販売が急回復。前期の新宿オフィスなど閉鎖で家賃負担削減。テレワーク継続で旅費交通費も圧縮。営業益続伸。
【機能強化】既存の抗菌フィルムに加えて新たに抗ウイルス機能を付加したフィルムを開発。抗ウイルス効果の検証装置も導入へ。環境対策で溶剤削減など工程改造検討。
2021年7月26日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+123.9%の9.00億円、経常利益+82.9%の9.60億円と増収・増益の見通し。
2016年6月24日の143円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年2月2日に476円の高値をつけ、押し目を入れたあと2月26日の448円を2番天井にして下降トレンド(B)へ転換しました。この中で12月25日に152円まで下げて6月3日の148円を安値に、11月20日の202円を高値とするもみあいのあと下放れとなって、3月13日に105円で底打ちとなり、上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で、4月23日に318円の高値をつけたあと、250円を安値とするもみあいの中で7月26日に317円まで上昇し、ダブル天井の形となって7月27日に270円で売転換となっています。
<8005> スクロール
四季報より 業種:小売業。
【特色】生協向けカタログ通販からM&Aでネット通販等へ展開。PB化粧品、物流等受託も。旧ムトウ
【特需一服】主力の生協向け通販は部屋着など在宅商材の巣ごもり需要が一巡。アウトドア、インテリアが前期好調だったECも同様。通販・EC事業者向け物流や決済代行は物流減少で一服。営業益反落。減配。
【買い取り】生協会員向けにブランドバッグ買い取り等のサービス提供模索。カタログ配布絞り込み販促費削減を図る。配当方針を下限年20円、配当性向40%メドに変更。
2021年7月30日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-47.2%の39.00億円、経常利益-46.8%の40.00億円と減収・減益の見通し。
2019年12月26日の406円を高値に、コロナ相場に巻き込まれ大幅下落となって、2020年3月13日の236円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)を形成していますが、3月13日の236円を安値に小さな三角保ち合いとなり、4月22日の281円を安値に上放れとなり、10月15日に1069円まで上昇しました。ここでいったん押し目を形成し、11月10日の673円、12月22日の693円と2点底をつけて反発し、2021年2月18日に1485円まで上昇し、476万株の大商いとなりました。日経平均も2月16日に30714円と年初来高値となっており、信用期日が8月15日ですが、この銘柄も8月17日に信用期日がやってきます。8月2日から4日まで信用期日前の大商いとなっていますので、もみあったあと信用期日後、上昇が期待できます。
<1871> ピーエス三菱
四季報より 業種:建設業。
【特色】三菱マテリアル系。建築・土木を国内外で展開。PC(プレストレストコンクリート)橋梁首位級
【反 落】期初受注残1347億円(前期比7%増)。高速道路の大規模更新や校舎建設など貢献。が、前期牽引した設計変更の一服やシステム開発費増が響く。会社計画保守的だが営業益反落。配当性向25~30%。
【ベトナム】ハノイの現地同業とPC供給等で提携、北部のインフラ開発需要取り込む。東名高速大井川橋・床版取替工事を246億円で共同受注(当社請負分約7割)。
2021年5月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-41.6%の49.00億円、経常利益-43.0%の48.00億円と減収・減益の見通し。
2016年6月24日の336円を安値に、一本調子の大幅上昇となり、2018年1月12日に1017円の高値をつけました。ここをピークに大幅下落へと転換し、8月21日に486円の安値をつけ、11月29日の746円の戻り高値をつけて、三角保ち合い(A)を形成しました。この三角保ち合いが煮詰まったところで、2019年8月7日の582円の安値から上放れとなりました。しかし、11月6日の814円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、もみあったあと2020年2月7日の759円の高値からコロナ急落相場につれ安し、3月17日に425円で底打ちとなりました。この底打ちからゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行していましたが、9月28日の637円の高値からの下げで、10月30日の554円、12月3日の559円と2点底をつけて反発し、上昇トレンド(B)を上にぬけて、今年の3月16日に740円まで上昇し、短期の売転換(押し目買い)となっています。
5月13日に591円の安値をつけ、5月31日に666円まで反発したあとは、591~666円を3ヶ月近くもみあっており、3月16日の740円の年初来高値からの調整が終わる局面にきています。
その後は、3月16日の740円の年初来高値からの調整が続き、5月13日の591円~5月31日の666円の中での値動きが続いています。3月16日の740円の高値からの信用期日が9月15日にやってきますので、買いチャンスがやってきているといえます。
<8860> フジ住宅
四季報より 業種:不動産業。
【特色】大阪府地盤。自由設計方式の戸建て住宅に強み。改装付き中古住宅販売も地域断トツのシェア
【好反発】期初受注残549億円(6%増)と過去最高。注文住宅の在庫軽減、宅地手当て進み分譲850戸(19%増)視野。分譲マンションも2倍の280戸へ。大型土地販売ないが中古住宅の値崩れもない。高齢者住宅など賃貸収入着実。営業益好反発。
【サ高住】傘下建設会社が鉄筋5階建て60戸施設着工、物件価値高くREIT活用も。入手難で価格高騰の輸入木材の動向注視。
2021年8月6日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+25.4%の50.00億円、経常利益+29.3%の46.00億円と増収・増益の見通し。
2015年11月24日の806円を高値とし、2016年2月12日の600円を安値とする三角保ち合いの煮詰まりから、11月9日の657円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年7月2日に1005円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2019年8月29日に654円まで下げて、11月5日に735円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ、もみあったあと急落となって2020年3月13日に431円で底打ちとなりました。ここを安値に3月27日に578円の高値をつけて三角保ち合い(C)となり、この中で7月31日の477円の安値から上放れとなって上昇トレンド(D)へ移行しました。この上昇トレンド(D)の中で、2021年3月23日に788円と年初来高値をつけ調整入りとなって6月21日に613円まで下げてもみあっているところです。
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