しかしながら併せて、通期の同損益を従来予想の12.1億円の黒字→11.2億円の黒字(前期は5.6億円の赤字)に7.8%下方修正した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結最終損益は7.8億円の黒字(前年同期は3.7億円の赤字)に浮上する計算になる。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比2.7倍の1.6億円に急拡大したが、売上営業利益率は前年同期の4.7%→4.0%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年11月期第2期四半期決算の連結業績につきましては、売上高はほぼ計画通りの結果となりました。前連結会計年度以前の受注案件に於ける原材料価格やエネルギーコストの高騰、急激な円安による輸入製品価格の上昇に伴うコストアップ分の販売価格への転嫁が進まず、売上総利益率の改善には依然として課題が残りましたが、定価の改定等による粗利率の向上を図り、売上総利益額についてもほぼ計画通りで推移をいたしました。販売費及び一般管理費は、不採算事業の縮小を含めた人件費の削減及び効率的な物流体制を推進するとともに、その他固定費の削減にも継続的に取り組んだ結果、計画比で10%減少したことにより、営業利益は28百万円となり前回公表予想より98百万円の増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、営業利益の計上と併せ、2023年5月19日に公表しました「投資有価証券売却益(特別利益)の計上見込みに関するお知らせ」でお知らせしました当社保有株式の売却による投資有価証券売却益95百万円を計上したほか、法人税等調整額(益)44百万の計上等があり増加いたしました。尚、2023年11月期決算の連結業績につきましては、首都圏における受注、引き合い案件の納入時期が今期から来期へずれこむことにより、当連結会計年度中に売り上がる案件が減少する見込みのため、売上高が当初予想を下回る見込みです。これにより売上総利益が減少する見込みですが、第2四半期迄の業績状況等を踏まえ、営業利益、経常利益については2023年3月30日に公表しました業績予想からの変更はありません。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、京都工場の移転に関連する津工場の再整備費用等が増加すること等により減少する見込みであります。(注)上記記載の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
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