決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＵＵＵＭ、Ｓａｎｓａｎ、ロゼッタ (7月12日～18日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から19日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　サイステップ <3810>
　19年5月期の連結経常損益は前の期比85.1％減の8400万円に落ち込んだが、従来予想の1億1000万円の赤字を上回り、赤字予想から一転して黒字で着地。

★No.2　クックビズ <6558>
　19年11月期第2四半期累計(18年12月-19年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.2倍の1億3200万円に急拡大し、通期計画の2億0500万円に対する進捗率は64.4％に達し、さらに前年同期の43.8％も上回った。

★No.3　ｕｐｒ <7065>
　19年8月期の連結経常利益を従来予想の7.2億円→9.4億円(前期は8億円)に30.2％上方修正し、一転して17.4％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3810> サイステップ 　東２ 　 +37.42 　　7/16　本決算　　　376.19
<6558> クックビズ 　　東Ｍ 　 +32.84 　　7/12　　上期　　　120.00
<7065> ｕｐｒ 　　　　東２ 　 +32.33 　　7/12　　　3Q　　　　　－
<4317> レイ 　　　　　ＪＱ 　 +28.83 　　7/12　　　1Q　　　369.64
<3558> ロコンド 　　　東Ｍ 　 +22.12 　　7/12　　　1Q　　　　赤拡

<3557> Ｕ＆Ｃ 　　　　東Ｍ 　 +18.43 　　7/12　　　1Q　　　-34.57
<1418> インタライフ 　ＪＱ 　 +17.11 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<7035> アンファク 　　東Ｍ　　 +8.91 　　7/12　　　3Q　　　-36.59
<4440> ヴィッツ 　　　東Ｍ　　 +6.59 　　7/12　　　3Q　　　　　－
<3990> ＵＵＵＭ 　　　東Ｍ　　 +5.20 　　7/12　本決算　　　 11.47

<7610> テイツー 　　　ＪＱ　　 +4.88 　　7/16　　　1Q　　　　黒転
<3994> マネフォ 　　　東Ｍ　　 +4.08 　　7/16　　上期　　　　赤拡
<3440> 日創プロニ 　　東２　　 +4.02 　　7/12　　　3Q　　　243.64
<3181> 買取王国 　　　ＪＱ　　 +2.58 　　7/16　　　1Q　　　 41.38
<2437> シンワワイズ 　ＪＱ　　 +2.51 　　7/12　本決算　　　　黒転

<7997> くろ工 　　　　東２　　 +1.80 　　7/16　　上期　　　　赤拡
<2798> Ｙｓテーブル 　東２　　 +1.72 　　7/12　　　1Q　　　-21.82
<5990> スーパツール 　ＪＱ　　 +1.17 　　7/16　　　1Q　　　 19.91
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｍ　　 +1.03 　　7/12　本決算　　　　黒転
<2449> プラップＪ 　　ＪＱ　　 +0.91 　　7/12　　　3Q　　　-16.91

<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 +0.69 　　7/12　本決算　　　　黒転
<6182> ロゼッタ 　　　東Ｍ　　 +0.63 　　7/12　　　1Q　　　269.57
<4439> 東名 　　　　　東Ｍ　　 +0.60 　　7/12　　　3Q　　　　　－
<8886> ウッドＦ 　　　ＪＱ　　 +0.30 　　7/12　本決算　　　 27.63
<7603> マックハウス 　ＪＱ　　 +0.30 　　7/12　　　1Q　　　　赤拡

<3094> スーパーＶ 　　ＪＱ　　 +0.16 　　7/12　　　1Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした19日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース