決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 邦チタ、野村総研、富士通 (10月26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　太平洋工 <7250>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の140億円→150億円(前期は132億円)に7.1％上方修正し、増益率が6.0％増→13.6％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　菱鉛筆 <7976>
　23年12月期の連結経常利益を従来予想の104億円→115億円(前期は101億円)に10.6％上方修正し、増益率が2.7％増→13.5％増に拡大する見通しとなった。

★No.5　カワチ薬品 <2664>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の70億円→80億円(前期は76.7億円)に14.3％上方修正し、一転して4.3％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6702> 富士通 　　　　東Ｐ　　 +8.92 　 10/26　　上期　　　-53.93
<7250> 太平洋工 　　　東Ｐ　　 +7.83 　 10/26　　上期　　　 86.41
<5344> ＭＡＲＵＷＡ 　東Ｐ　　 +7.45 　 10/26　　上期　　　-21.30
<7976> 菱鉛筆 　　　　東Ｐ　　 +4.12 　 10/26　　　3Q　　　 21.09
<2664> カワチ薬品 　　東Ｐ　　 +3.84 　 10/26　　上期　　　　7.64

<4549> 栄研化 　　　　東Ｐ　　 +3.19 　 10/26　　上期　　　-61.11
<5727> 邦チタ 　　　　東Ｐ　　 +3.13 　 10/26　　上期　　　-50.33
<7970> 信越ポリ 　　　東Ｐ　　 +2.23 　 10/26　　上期　　　-13.29
<8628> 松井 　　　　　東Ｐ　　 +1.62 　 10/26　　上期　　　 29.43
<2737> トーメンデバ 　東Ｐ　　 +1.03 　 10/26　　上期　　　 -5.38

<4765> ＳＢＩＧＡＭ 　東Ｐ　　 +0.94 　 10/26　　上期　　　 10.45
<4307> 野村総研 　　　東Ｐ　　 +0.88 　 10/26　　上期　　　　7.04
<9551> メタウォータ 　東Ｐ　　 +0.78 　 10/26　　上期　　　　赤拡
<5857> ＡＲＥＨＤ 　　東Ｐ　　 +0.66 　 10/26　　上期　　　-29.76
<6988> 日東電 　　　　東Ｐ　　 +0.30 　 10/26　　上期　　　-30.20

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース