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2020/12/18 - 信越ポリ(7970) の関連ニュース。業績底入れで株価は緩やかな上昇トレンドを形成【事業内容】 信越化学系の樹脂加工メーカーで半導体ウエハーケースが主力。車載タッチスイッチや自動車用コンパウンド、医療用シリコンゴムチューブ、住生活資材の防水シリコンシート、シーリング材なども手がける。コア技術であるシリコン加工の応用展開と導電性ポリマー、機能性フィルムといった高付加価値製品の開発にも取り組む。【業績面】 業績面においては10/26に中間決算を発表し、売上高は11.2%減収、営業利益は31.1%減益となり、事前に開示していたとおり7-9月期が1Q比2Qでも落ち込みが目立った。電子デ

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信越ポリマー(7970)業績底入れで株価は緩やかな上昇トレンドを形成◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/12/18 08:23

業績底入れで株価は緩やかな上昇トレンドを形成

【事業内容】
 信越化学系の樹脂加工メーカーで半導体ウエハーケースが主力。車載タッチスイッチや自動車用コンパウンド、医療用シリコンゴムチューブ、住生活資材の防水シリコンシート、シーリング材なども手がける。コア技術であるシリコン加工の応用展開と導電性ポリマー、機能性フィルムといった高付加価値製品の開発にも取り組む。

【業績面】
 業績面においては10/26に中間決算を発表し、売上高は11.2%減収、営業利益は31.1%減益となり、事前に開示していたとおり7-9月期が1Q比2Qでも落ち込みが目立った。電子デバイス事業の低調が大きく足を引っ張ったほか、住生活資材も打撃が大きかったが、上期予想の数値は上回って着地。あわせて通期予想の開示も行っており、上期より若干の回復を見込んでいるとみられる。足元では新型コロナ感染拡大するも経済活動は徐々に強まっていることも含め中間期で業績底入れとみておきたい。

【株価動向】
 株価は3/13に安値661円の下値を叩いて、1Q決算のあたりで一時は1000円台を回復する場面もあったが、その後は回復ペースの鈍さが嫌気売りを誘って再び軟化した。中間決算を発表した直後は株価の反応も限定的であったが、じわじわと水準を切り上げ12/7に戻り高値で再び1000円台をつけた。現在は再び25日移動平均線を割り込んで調整しており、改めて押し目買いを検討したい頃合いとみる。

配信元: 達人の予想

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