―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の11月30日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 DLE <3686>
19年6月期の連結最終損益を従来予想の1200万円の黒字→6億0300万円の赤字(前期は4億1100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を50.0%毀損する規模となった。
▲No.2 伊藤園 <2593>
19年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比5.4%減の138億円に減り、通期計画の225億円に対する進捗率は5年平均の67.3%を下回る61.4%にとどまった。
▲No.3 モロゾフ <2217>
19年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比30.0%減の5.6億円に減り、通期計画の21億円に対する進捗率は26.9%にとどまり、さらに前年同期の32.6%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3686> DLE 東1 -9.39 12/ 3 1Q 10.00
<2593> 伊藤園 東1 -6.53 12/ 3 上期 -5.37
<2217> モロゾフ 東1 -3.11 12/ 3 3Q -29.99
<7956> ピジョン 東1 -1.50 12/ 3 3Q 16.56
<3070> アマガサ JQ -0.73 12/ 3 3Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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