ＮＴＴドコモが堅調、「クロームキャスト」の国内販売で恩恵

　ＮＴＴドコモ＜9437.T＞が小幅ながら反発、堅調な動き。エイベックス・グループ・ホールディングス＜7860.T＞が２７日に、エイベックス通信放送が運営し、ＮＴＴドコモが提供している定額制動画配信サービス「ｄ ビデオ　ｐｏｗｅｒｅｄ　ｂｙ ＢｅｅＴＶ」がグーグルのストリーミング用端末「Ｃｈｒｏｍｅｃａｓｔ（クロームキャスト）」に対応することを発表している。
　クロームキャストは、動画・音楽・映画・ゲームなど、オンラインコンテンツをテレビ画面で簡単に楽しむことができるストリーミング用端末で、米国など海外では１３年から発売、品薄状態が続いており、国内では５月２８日から発売された。ＮＴＴドコモ以外ではＫＤＤＩ＜9433.T＞も、ａｕで展開する映像見放題サービス「ビデオパス」が、６月上旬（予定）より、クロームキャストに対応する予定。海外同様に国内でも端末が普及すれば、関連企業も恩恵を享受しそうだ。

ＮＴＴの株価は１３時６分現在１６９１円（△８円）
ＫＤＤＩの株価は１３時６分現在５８７０円（△８９円）
エイベックスの株価は１３時６分現在１７１２円（▼２８円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）