<7846> パイロットコーポレーション
四季報によると、国内は『フリクション』『アクロボール』など高付加価値品の新製品投入積極化が効果。北米では『ジーツー』など定番品が好調持続。創業100周年企画に伴う販促費増こなす。のれん特益はない。19年12月期は100周年企画拡大で引っ張る。関連企画の詳細や新製品を今秋発表し販売盛り上げ。海外は中所得者層市場の開拓に向け戦略商品の投入継続。
8月8日発表時点。2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+5.1%の210億円、経常利益+2.1%の210億円の増収・増益の見通し。一昨年(2016年12月期)までは、5期連続の増収・増益であった。今期期待されている。
2015年8月18日の6720円をピークに調整入りとなり、9月8日の4795円まで下げて3点底をつけ11月24日の5700円まで反発しました。しかし、ここから2016年2月12日の3400円まで下落したあと、中期の三角保ち合い(A)となり、この煮詰まったところで2017年4月17日の4200円を安値に上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で今年の10月2日に2015年8月18日の6720円を更新する7000円の高値をつけ大幅下落となっています。
<6387> サムコ
四季報によると、19年7月期は期初受注残が高水準。IoT向け等の半導体や電子部品の設備投資の堅調を受け主力のエッチング装置、CVD装置とも出荷順調増。プラズマ洗浄装置も出荷上向く。営業利益が回復。16年6月の完成後に需要減でほぼ未利用だった第2工場は、量産機の出荷拡大で活用本格化へ。市場開拓を狙い海外での薄膜関連技術セミナーを積極開催。
9月10日の2019年7月期本決算予想は、2018年7月期比で売上高64億円(+17.1%)、経常利益9.5億円(+48%)と大幅な増収・増益の見通し。機械:CVD装置、エッチング装置、洗浄装置など。
2012年9月6日の450円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年3月31日の1470円まで上昇後、ここをピークに下降トレンド(B)入りとなりました。この下降トレンド(B)の中で、2016年2月12日の725円を1番底、6月24日の738円を2番底にして上昇トレンド(C)へ転換しました。この中で、おおよそ1150~1450円のボックス相場の動きとなり、直近では今年の10月2日の1488円と2014年3月31日の1470円を更新したあと、世界的株価の暴落につれ安し、10月11日の1210円まで下げて反発しかかっています。
<4046> 大阪ソーダ
四季報によると、基礎化学品は需要堅調。新製品効果も。原燃料価格上昇は転嫁。化学品はアクリルゴムが自動車向けで新規採用進む。分析装置は韓国向け堅調。自社開発の電解槽導入で原価も低減。連続最高純益。軽量・高強度で熱伝導性の高いカーボンナノチューブを名城大学発のスタートアップ企業と共同開発。欧州や米国で食品包装向けにUVインキ拡大目指す。
8月6日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+9.3%の80億円、経常利益+9.6%の82億円の増収・増益の見通し。化学:基礎化学品、住宅設備。
2012年10月12日の985円(併合前197円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ2013年2月15日の1240円(併合前248円)から上昇トレンド(A)へ移行しました。この上昇トレンド(A)の中で、2016年8月31日の1925円(併合前385円)の安値から、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の6月6日の3370円、7月11日の3365円とダブル天井に近い形となって下落し、8月14日の2873円まで下げて反発するものの上昇トレンド(B)の下値ラインにアタマを押さえられ、8月30日の3225円まで上昇して再下落となっています。
<5471> 大同特殊鋼
四季報によると、自動車用磁材・型鍛造品伸びる。半導体用ターボも急拡大で出足好調。鋼材は原料の鉄スクラップ高騰一服し価格転嫁も浸透。ただ下期に原油や電極価格上昇懸念、前号比で営業益やや下振れ。連続増配。ホンダ向けHV・電動パワステ磁材は電動化需要増で増設検討。顧客の6割は鋼材価格連動契約に移行済みで市況変動の影響緩和。資産譲渡で来期70億円特益。
7月27日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+0.8%の365億円、経常利益+2.4%の370億円の連続の増収・増益の見通し。4月27日時点の見通しと変わらず。
2015年5月28日の6090円(併合前609円)の高値からの下降トレンド(A)の中で2016年6月27日の3300円(併合前330円)で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で2017年11月9日の7490円でピークをつけ、高値圏でもみあったあと、今年の1月9日の7340円を2番天井にして下降トレンド(C)へ転換し、3月26日の5210円まで下げました。ここから5月1日の6050円まで自律反発し、角度のゆるやかな下降トレンド(D)へ移行しました。この下降トレンド(D)の中で9月12日の4655円を安値に反発し、下降トレンド(D)を上にぬけて10月4日の5640円まで上昇したところで世界株安につれ安し、大きく下げています。
<6013> タクマ
四季報によると、主力のゴミ処理施設は前期の台湾大口案件消える。が、国内は低採算案件剥落、好採算の基幹改良工事案件増、設計変更など原価低減進捗などで採算改善。バイオマス発電堅調。小幅営業増益。連続増配。長期の安定収益見込める自治体向けプラント運営管理事業に注力、ノウハウ蓄積で差別化へ。海外はタイ、台湾拠点にバイオマス発電プラント拡大へ本腰。
8月8日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+3.7%の104億円、経常利益+3.1%の110億円の増収・増益の見通し。
2012年5月17日の302円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇し、2014年1月20日の1119円の高値をつけ、ここから反落となって2014年8月8日の605円まで下落しました。ここから短期の上昇トレンド(A)へ転換し、2015年12月3日の1089円、2016年3月23日の1114円と2点天井をつけて6月24日の760円まで押し目を入れ、再び上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2017年11月13日の1710円、12月25日の1650円と2点天井をつけて大きく反落し、今年の3月26日に1092円まで下げて再上昇し、9月28日の1550円まで反発したところで世界的株安につれ安しています。
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