―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ラクスル <4384>
22年7月期第1四半期(8-10月)の経常損益(非連結)は1億3200万円の赤字(前年同期は5900万円の黒字)に転落した。
▲No.3 スバル <9632>
22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比6.6%減の31.6億円に減り、通期計画の40.4億円に対する進捗率は5年平均の82.8%を下回る78.3%にとどまった。
▲No.6 鎌倉新書 <6184>
22年1月期の連結経常利益を従来予想の7.2億円→5.3億円(前期は2.6億円)に26.4%下方修正し、増益率が2.7倍→98.5%増に縮小する見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4384> ラクスル 東1 -13.17 12/ 9 1Q 赤転
<4378> CINC 東M -10.11 12/ 9 本決算 24.74
<9632> スバル 東1 -7.78 12/ 9 3Q -6.56
<3475> グッドコムA 東1 -7.04 12/ 9 本決算 8.00
<5971> 共和工業 JQ -6.01 12/ 9 上期 217.37
<6184> 鎌倉新書 東1 -5.17 12/ 9 3Q 537.70
<3974> T・SCAT JQ -2.01 12/ 9 本決算 10.00
<7804> B&P 東2 -1.88 12/ 9 本決算 11.44
<9636> きんえい 東2 -0.77 12/ 9 3Q 102.82
<4599> ステムリム 東M -0.38 12/ 9 1Q 赤拡
<3070> アマガサ JQ -0.35 12/ 9 3Q 赤縮
<3955> イムラ封筒 東2 -0.25 12/ 9 3Q 18.77
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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