―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.2 SYSHD <3988>
21年7月期の連結経常利益を従来予想の3.4億円→3.6億円(前期は3.4億円)に8.2%上方修正し、一転して7.9%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 ヤギ <7460>
21年3月期の連結経常利益は前の期比1.0%増の23.1億円になり、22年3月期も前期比3.6%増の24億円に伸びる見通しとなった。
★No.4 きんえい <9636>
22年1月期第1四半期(2-4月)の経常損益(非連結)は6600万円の黒字(前年同期は200万円の赤字)に浮上し、2-7月期(上期)計画の3000万円に対する進捗率が220.0%とすでに上回り、さらに5年平均の50.0%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7804> B&P 東M +7.91 6/ 9 上期 -14.59
<3988> SYSHD JQ +7.73 6/ 9 3Q 3.79
<7460> ヤギ 東2 +1.00 6/ 9 本決算 3.58
<9636> きんえい 東2 +0.62 6/ 9 1Q 黒転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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