―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 くら寿司 <2695>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比32.9%減の9.1億円に落ち込んだ。
▲No.2 ナ・デックス <7435>
21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比17.1%減の6.7億円に減ったが、通期計画の5.4億円に対する進捗率が124.6%とすでに上回り、さらに5年平均の77.5%も超えた。
▲No.3 B&P <7804>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の経常損益(非連結)は600万円の赤字(前年同期は6500万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2695> くら寿司 東1 -8.50 3/ 9 1Q -32.94
<7435> ナ・デックス JQ -5.61 3/ 9 3Q -17.09
<7804> B&P 東M -2.42 3/ 9 1Q 赤転
<6654> 不二電機 東1 -2.02 3/ 9 本決算 -13.73
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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