大引けの日経平均は前日比61.81円高の32254.56円となった。東証プライムの売買高は14億5509万株、売買代金は3兆4327億円だった。セクターでは水産・農林業、医薬品、繊維製品などが上昇。一方、電気・ガス業、建設業、その他金融業などが下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は25%となった。
個別では、日本製鉄<5401>、ZHD<4689>、ミネベアミツミ<6479>、ソフトバンク<9434>、花王<4452>、INPEX<1605>、東京海上HD<8766>、クボタ<6326>、三菱重<7011>が上げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が前年同期比2.1倍となったニップン<
2001>、同じく87.3%増となったファンケル<4921>、同じく11.9%増となった住友ベーク<4203>、第1四半期コア営業利益が6.0%増と第1四半期の5.1%減から増益に転じたユニチャーム<8113>、第1四半期の営業利益が9.74億円と前年同期の0.35億円の赤字から黒字に転じた丸大食<2288>、24年3月期業績(利益)予想を上方修正したグローリー<6457>、合同鉄<5410>、加齢黄斑変性治療薬が米国で承認取得したと発表したアステラス薬<4503>が買われた。
一方、スクエニHD<9684>、大阪チタ<5726>、芝浦<6590>、丸紅<8002>、F&LC<3563>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、オリックス<8591>、川崎船<9107>、三菱商<8058>、三井住友<8316>、スズキ<7269>が下げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が78.5%減となったスクエニHD<9684>、同じく59.6%減となったMIXI<2121>、 同じく50.6%減となった大林組<1802>、第1四半期の営業損益が0.85億円の赤字となった東洋紡<3101>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が14.0%となったA&Dホロン<7745>、上半期業績予想を下方修正し通期予想を取り下げ未定とした山一電<6941>、24年3月期利益予想を下方修正したリンナイ<5947>が軟調な展開となった。 <SK>
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