シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなりそうだ。日経225先物はナイトセッションで27000円を割り込んでおり、5日線を割り込んできた。日経平均もギャップスタートから同線を下回ってくる可能性があることから、センチメントを冷ます格好になりそうだ。ただし、メタ・プラットフォームズの急落は前日の段階で織り込まれているほか、日経平均は足元のリバウンドで節目の27500円回復によって、いったんは目先的な達成感も意識されていただけに、売り一巡後は底堅さも見られてきそうだ。
また、東京都は新型コロナウイルスの新規感染者数が急増するなか、緊急事態宣言の発出を要請するに当たって新たな指標を発表した。重症患者用の病床使用率、酸素投与が必要な患者の割合、新規陽性者(7日間平均)などであり、現状では緊急事態宣言がすぐさま発出される水準ではないことから、経済活動の正常化が遅れるといった不安感は和らぐ格好だろう。
また、米国市場の急落は業績面によるところが大きく、ある意味正常な動きともとれる。決算が本格化するなか業績重視の相場展開であるため、これまでの金融引き締めへの警戒などで混乱したマーケットからは変化が見られている。国内においても昨夕決算を発表した任天堂<7974>、資生堂<4911>、ニコン<7731>などはコンセンサスを上回る内容だったため、決算評価の動きを見せてくるようであれば、センチメント改善に繋がると見ておきたい。そのほか、米国では決算を発表したアマゾンが時間外で買われていることも材料視されそうだ。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ニコンのニュース一覧- 週間ランキング【値上がり率】 (10月11日) 2024/10/12
- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (10月11日) 2024/10/12
- 前日に動いた銘柄 part1 西川ゴム、プログリット、イオンなど 2024/10/11
- 【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高・円安も買い一巡後は伸び悩む (10月10日) 2024/10/10
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、ソフトバンクGやファーストリテが2銘柄で約125円分押し上げ 2024/10/10
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=“初動前夜”の「AI関連株」をロックオン (10/15)
- 東京株式(大引け)=304円高、欧米株高受け一時4万円回復も後場は伸び悩む (10/15)
- 15日香港・ハンセン指数=終値20318.79(-774.08) (10/15)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米大幅利下げ観測後退も150円を意識 (10/15)
ニコンの取引履歴を振り返りませんか?
ニコンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。