しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の60.5億円→37.7億円(前期は56.8億円)に37.7%下方修正し、一転して33.6%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益は前年同期比72.5%減の7.6億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比14.4%増の14.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の30.7%→33.4%に上昇した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が世界規模で医療業界に直接・間接的に大きな影響を与えており、当社が2019年10月10日の「2019年8月期 決算短信」で公表した予想(期首予想)の前提となる事業環境とは大きく異なっております。当社製品は120カ国以上の医療現場で使用されていることから、その影響を回避することは困難な状況であります。それに加え、アイレス針海外顧客における在庫調整の影響の長期化、また、欧州顧客に対する眼科ナイフの販売状況が想定より低調に推移していることも踏まえ、通期の連結業績予想につきましては次の通りに修正いたします。売上については、期首予想では当連結会計年度通期で前期比3.3%増の18,924百万円を見込んでおりましたが、今回修正では、4,475百万円減少し、14,449百万円となる見込みです。期首予想との比較では、サージカル関連製品1,493百万円減(期首予想比 24.6%減)、アイレス針製品1,855百万円減(同 31.7%減)、デンタル関連製品1,126百万円減(同 16.1%減)と全セグメントで期首予想を下回る見込みです。なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響額は3,000百万円程度を見込んでおります。営業利益については、上記売上減等の影響により、期首予想から2,524百万円減の3,778百万円となる見込みです。営業利益の減少を受け、経常利益についても期首予想から2,279百万円減少して3,774百万円となる見込みです。当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による当社製品の出荷・受注・売上のずれ込みの影響が大きく見込まれますが、医科・歯科分野での手術・治療にかかわる消耗品という当社製品特性から、中長期的な当社製品への本質的な需要への影響は軽微なものと見込んでおります。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を取り巻く事業環境は日々変化しており、当社は事業の継続性が担保できるように一部従業員においては在宅勤務を推進するなどの対応を行っております。今後、当社の業績に重大な影響を及ぼす変化が観察された場合、改めてお知らせいたします。(注)上記業績予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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