新型iPhone発売を前に関連テーマが動き出す
現在CME日経先物は19695円(円建て)、為替は110.04円と推移している。
NY市場はムニューチン財務長官が税制改革法案の詳細を数週間以内に明らかにし、年内の法案成立に自信を示した事、原油相場の上昇も相場の追い風となり終日堅調推移した。本日は今夜の米雇用統計を控え様子見はあるだろうが、NY市場の上昇、円安方向に推移しているので上昇が予想される。
【ブイ・テクノロジー】
液晶ディスプレイや有機ELディスプレイをはじめとするFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の雄。言わずと知れた国際優良株の一角として長期上昇トレンドを描いて投資家の期待を集めている。
今年は有機ELパネルが本格的な普及期に入るとされており、市場規模が3兆円規模に拡大することが見込まれているほか、米アップルが発売予定にある次世代iPhoneではディスプレイに有機ELを採用する方針が伝わっており、これを受けて世界的に有機EL関連株に投機資金が流入する思惑も。
8月決算発表後は驚異的な好決算ながらも市場の期待が高過ぎたためか売り反応となったが、大型の成長期待株としてすぐさま出直り相場に入っており、足元では25日移動平均線を上抜けてきた。ゴールデンクロス示現で20000円台を回復した後は上昇トレンドを継続して21000~22000円まで上値を伸ばす可能性に期待してもよさそうだ。
業種:精密機器
時価総額:952億円
PER:19.42倍
PBR: 7.67倍