ヤシマキザイ、上期営業を一転赤字に下方修正

　ヤシマキザイ <7677> [東証２] が9月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益を従来予想の7500万円の黒字→4200万円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の営業利益は従来予想の5億1400万円(前期は6億4000万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高前回予想発表時より、米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速を受けた入札や保守計画の遅れ等により、中国連結子会社の売上見通しが減少するほか、当社単体で受注している案件においても、上半期から下半期へ納期及び計上時期がシフトするものがあるため、第２四半期累計期間の連結売上高の見通しを前回発表時の17,273百万円から15,183百万円に修正することになりました。営業利益前回予想発表時より、売上高の減少に伴い売上総利益も▲218百万円となる中、案件に連動した販売費の減少や、その他販管費につきましても削減に努めることで▲100百万円の経費節減ができる見通しとなりました。その結果、第２四半期累計期間の連結営業利益の見通しにおきましては、前回発表時の75百万円から▲42百万円に修正することになりました。経常利益前回予想発表時より、中国連結子会社における還付金収入や、国内連結子会社における保険解約によって営業外損益が20百万円好転する見通しとなりました。その結果、第２四半期累計期間の連結経常利益の見通しにおきましては、前回発表時の107百万円から10百万円に修正することになりました。親会社株主に帰属する当期純利益前回予想発表時より、投資有価証券の売却益49百万円を見込んでいます。その結果、第２四半期累計期間の親会社株主に帰属する当期純利益の見通しにおきましては、前回発表時の45百万円から16百万円に修正することになりました。なお、2020年３月期通期業績予想においてはこれらの影響が軽微なため、据え置きとさせていただきます。今後、業績予想修正の必要性が生じた場合には速やかに開示する予定です。※上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は環境の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。