音通、前期経常を1％上方修正

　音通 <7647> [東証２] が5月6日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2億3000万円→2億3200万円(前の期は6500万円)に0.9％上方修正し、増益率が3.5倍→3.6倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8400万円→8600万円(前年同期は7100万円)に2.4％増額し、増益率が18.3％増→21.1％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結）通期の業績につきましては、各セグメントで新型コロナウィルス感染拡大の影響を大きく受けながらも売上高、営業利益、経常利益共にほぼ予想通りに推移いたしました。親会社に帰属する当期純利益は、前期に閉店を決定し計上した店舗閉鎖損失の見積もり額と実額との差異14百万円を資産除去債務戻入益として計上した為、予想を上回る結果となりました。　　　（個別）売上高につきましては新型コロナウィルス感染拡大の影響により、コインパーキング及びカラオケ情報料の売上が下落したことから前年実績を下回りましたが、営業利益は固定資産の償却が進んだことと、全社的に経費削減に努めた効果により、前年実績を上回ることとなりました。経常利益、当期純利益につきましては、前年度に営業外費用として連結子会社に対する貸倒引当金繰入額596百万円計上していることから、前年実績との差異が発生いたしました。　　　（注）上記の業績予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は予想数値と異なる結果となる可能性があります。