マクニカが後場マイナスに転じる、１５年３月期業績予想を下方修正

　マクニカ<7631.T>が後場マイナスに転じてきた。午後２時ごろに１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の２７００億円から２７８９億６０００万円（前期比９．０％増）へ上方修正した一方、営業利益を同９８億円から９０億円（同６．４％増）へ、純利益を同６０億６０００万円から４２億３０００万円（同３３．７％減）へそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。ヘッジ会計処理などに伴う仕入れ値引の減少などが見込まれるほか、外貨建債務の決済や第３四半期末時点の為替相場による評価替えで為替差損が膨らむことなどが要因としている。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）決算は、売上高２０９８億９０００万円（前年同期比１０．２％増）、営業利益７３億１０００万円（同１５．２％増）、最終利益３４億９３００万円（同３９．１％減）だった。

マクニカの株価は１４時７分現在３３２５円（▼２０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）