現在、同社は整備工場併設型の大型販売店の拡充と保険・金融業務のサービス強化などによる、顧客満足度の向上策が実行されている。しかも、ビッグモーターとネクステージの出店減速による競争緩和が見込まれる中、大手中古車小売の中では唯一積極的な出店を継続している(大型店の出店は 25/2 期 16 店、26/2 期15 店。ネクステージ(3186)は 25/11 期 3 店)。建築コストも課題だが、大手 3 社のうち競合 2 社が出店を抑制しており物件確保がしやすい。実際に大型店を見ると中小型店と比較して品揃えが圧倒的に多いうえ、顧客に見せるピット作業は十分、顧客への安心感や信頼感をこれまで以上に与えると予想され、同社が狙っているような中期的なガリバーブランドの強化による緩やかなシェア上昇は可能と考えられる。
日本でも中古車販売でのネット利用はされているものの、ポータルサイトでの数多くのディーラーからの商品状態、価格情報の比較にとどまっており、CARVANAやCarMaxとは大きな隔たりがある状態にある。AmazonやZOZO TOWNの市場導入期にもネガティブな論調を多く見かけたが、トライアンドエラーで修正を重ね、多くの商材でリアル店舗からネット販売にシフトしている実情を考えると、顧客満足度を高めるための中古車ネット販売は可能性のある事業モデルと考えられることは否定できない。
さらに、同社は現在、大型店舗とピットサービス強化を柱とする成長戦略を実践しているが、同時にIT人材確保のための子会社設立(IDOM DIGITAL DRIVE)や自由な購入体験や顧客体験の創造を狙ったリアルとデジタルの融合は販売現場では一部導入されてきており、次期中期経営計画(2028〜2030)における成長戦略に向けた布石は着実に打たれていると考えられる。大型店舗とピットサービス強化を柱とする成長戦略により、当面の同業との競争優位を確保した上で、CarMaxのオムニチャネル戦略と同様な道筋でのオンライン販売を展開しながら業容を拡大するものと予想される。近未来の成長戦略への布石も着実に打たれている同社に注目したい。
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