―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ジー・スリー <3647>
18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比54.8%減の1.1億円に大きく落ち込み、通期計画の10億円に対する進捗率は11.2%にとどまり、5年平均の59.4%も下回った。
▲No.2 ゲームウィズ <6552>
18年5月期の経常利益(非連結)は前の期比78.6%増の11.6億円に拡大したが、19年5月期は前期比22.6%減の9億円に減る見通しとなった。
▲No.3 エヌピーシー <6255>
18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比39.1%減の4億円に落ち込んだ。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3647> ジー・スリー 東2 -13.60 7/11 3Q -54.84
<6552> ゲームウィズ 東M -8.66 7/11 本決算 -22.60
<6255> エヌピーシー 東M -6.49 7/11 3Q -39.12
<2294> 柿安本店 JQ -3.91 7/11 1Q -11.30
<1418> インタライフ JQ -3.01 7/11 1Q 赤転
<8908> 毎コムネット 東2 -2.20 7/11 本決算 3.04
<7501> ティムコ JQ -0.16 7/11 上期 622.22
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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