西川計測が続急伸、ライフライン関連堅調で１９年６月期業績及び配当予想を上方修正

　西川計測<7500.T>が続急伸し、連日で上場来高値を更新している。２５日の取引終了後、１９年６月期の単独業績予想について、売上高を３１５億円から３３０億円（前期比２１．０％増）へ、営業利益を１５億円から２０億円（同４４．４％増）へ、純利益を１０億２０００万円から１３億７０００万円（同４０．９％増）へ上方修正したことが好感されている。

　ライフライン関連が堅調に推移したことに加えて、取引先である半導体・通信・自動車関連企業における設備投資・研究開発投資が想定を上回っていることが売上高・利益を押し上げるとしている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来９０円を予定していた期末一括配当を３０円増額して１２０円にするとあわせて発表したことも好材料視されている。前期実績の８０円に対しては４０円の増配になる予定だ。

　なお、第３四半期累計（１８年７月～１９年３月）決算は、売上高２７２億９６００万円（前年同期比２４．４％増）、営業利益２０億５５００万円（同５５．７％増）、純利益１４億４４００万円（同５６．３％増）だった。

出所：minkabuPRESS