2. 財務状況
財務状況は引き続き良好で安定している。2024年8月期末の資産合計は前期末比650百万円減少の46,727百万円となった。流動資産は38,285百万円となり同709百万円減少したが、現金及び預金の減少809百万円、電子記録債権を含む受取手形及び売掛金の増加26百万円、棚卸資産の増加531百万円などによる。売上高が計画を下回ったことや円安の影響で棚卸資産が増加したが、懸念される水準ではない。一方で、固定資産は8,441百万円となり同59百万円増加したが、無形固定資産の増加12百万円、投資その他の資産の増加45百万円などによる。
負債合計は4,029百万円となり前期末比133百万円減少した。支払手形及び買掛金の減少308百万円、未払法人税等の減少117百万円などによる。純資産合計は42,697百万円となり同516百万円減少したが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加895百万円、自己株式の増加による減少1,439百万円などによる。この結果、2024年8月期末の自己資本比率は91.4%(前期末は91.2%)となった。
自己資本比率及び手元の現金及び預金は高水準であり、財務状況は堅固と言える。
3. キャッシュ・フローの状況
2024年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,286百万円の収入となった。主な収入は税金等調整前当期純利益の計上4,074百万円、減価償却費266百万円、売上債権の減少36百万円などで、主な支出は棚卸資産の増加531百万円、仕入債務の減少308百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,769百万円の支出で、主な支出は有形固定資産の取得142百万円、定期預金の増加(ネット)1,600百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは2,929百万円の支出で、主な支出は配当金の支払額1,925百万円、自己株式の取得(預託金の増減含む)1,004百万円であった。この結果、期中の現金及び現金同等物は2,409百万円減少し、期末の現金及び現金同等物の残高は5,349百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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